日本で頑張る外国人選手にも公平に拍手を送りませんか
開催中の平昌五輪について書こうとしていたのですが、観戦に夢中になってしまって
それどころではありませんね。。
というわけで今回は五輪と全く関係の無い話です。
外国人選手にも公平に拍手を送りませんか
国際試合では日本ひいきの応援になるのは当然ですが、そうではない場合日本で行わ
れる試合ではあまりに外国人選手を日本人観客が敵視しているように感じます。
この内容についてはもっと早く書きたかったのですが、いかんせん出典元の動画が
行方不明になってしまい、今も事実確認が取れていません。
というわけで若干あいまいな私の記憶を元に、日本で頑張る外国人選手にも公平に
拍手を送ってはどうかというテーマについて進めていきます。
悲しすぎる過去の事例
これは今でこそ多くの日本人ファンを得るようになった女子プロゴルフのイ・ボミ選手
の話です。
彼女が日本ツアーに参戦したのは2011年からですが、参戦当初から日本人選手と優勝
争いをする機会も多く、そういう試合でイ選手がパットを外すと日本人ギャラリーから
拍手が飛んできた事が有ったようです。
ロングパットを寄せたとかではなく、イージーパットを外しての拍手です。
つまりは外国人選手のミスを歓迎しているわけです。
ありえないですよね。。
その後のイ・ボミ選手
私がもしイ選手の立場だったら「こんなクレイジーな国で頑張るよりはさっさと
アメリカに行くか」と考えてしまうかもしれません。
実際当時の彼女は試合後に(拍手が送られて)悔しくて泣いたと行方不明の動画内で
語られていました。
それでも彼女は悔しさをバネにゴルフだけでなく日本語や日本の文化も学び、成績も
着実に伸ばして、2015年には男女通じて過去最高額となる2億3千万円以上の賞金を得て
賞金女王にも輝きました。
メンタルすごいです。
違う競技でも
外国人を応援しない気質が顕著に表れているのはやはり大相撲でしょうか。
相撲中継を見ていると日本人力士と外国人力士とで送られる拍手の大きさがあまりに
違いすぎて大きな違和感を覚えます。
なんだか閉鎖的過ぎて悲しくなってきますね。。
そもそも外国人力士は「日本で強くなりたい、稼ぎたい」という夢を抱いて来日します
が、その前段階として親方が現地にスカウトに赴いています。
つまりは協会主導で外国人を力士として受け入れているわけですね。
外国人を受け入れたい相撲協会と応援しない観客、相撲中継を見ているとこの噛み合わ
ない関係性が虚しくもあり、滑稽にも思えてくるわけなのです。
競技以外での活動
話を女子プロゴルフに戻すと、今や日本だけでなくアメリカの女子ツアーも韓国勢が
席巻していますが、彼女達は慈善活動にも熱心だという事を紹介しておきたいです。
寄付金額をランキング付けするなんて浅ましい事はしたくありませんが、中でも申ジエ
選手は母国で寄付天使と呼ばれるほどだとか。
もちろん日本人選手も日本で、そして世界で社会貢献を行っています。
こういう面も分け隔てなく報道してくれると嬉しいですね。
私の理想
日本人がアメリカで活躍して歓声を受けると日本人の私も嬉しいですし、アメリカと
いう国そのものを好きになります。
日本でも外国人選手をリスペクトすればきっと外国から好かれるようになるのではない
でしょうか。
そうなってほしいものですね。
というわけで今回の疑問は
外国人選手に対しての日本人観客の応援は妥当?不公平?
皆さんはどう思いますか?